先日出かけた依頼から帰ってきた。今回も無事に成功したことに安堵している……とはいえ、課題が無かったわけではない。

教室の片隅での話し合いやプレイングに記述した作戦内容にはこれと言って問題はなかったように思う。
……此度特に気になったのは、作戦ではなく心情や台詞の書き方だ。

後見人と共に報告書を読み、違和感を覚えた。
私はそれ程良く話す方ではない。プレイングでも台詞よりも内心で考えていることを書くほうが多い。
しかしそれが、よく私の台詞として描写されてしまうのだ。

台詞や心情を書き過ぎているのだろうか……そう、後見人は分析した。
文字数が余るからと、執筆の参考になるようにと、細かく書きすぎているのが原因となり、それが元で普段より良く話しているように感じてしまうのかも知れぬ、と言う…。
確かによくプレイングを読み比べれば、此度は特に細かく書いていたように思う。

文字数が勿体無くとも、心情や台詞の描写は最低限で抑えるほうがいいのかも知れぬな……。

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